レール圧接・溶接Rail pressure welding

当社は鉄筋圧接工事の優れた技術を活かし昭和50年に、レール圧接・溶接事業部を併設しました。
以来全国の新幹線・在来線・私鉄・地下鉄のレールの建設・保守工事に携わってまいりました。
今後も安心・安全で快適な日本の鉄道であり続けるためレールの分野で社会貢献してまいります。

営業種目

  • JR・私鉄のレールガス圧接
  • JR・私鉄のゴールドサミット溶接
  • 1次~3次溶接工事の計画・施工・検査業務

取り扱い溶接工種

ガス圧接、ゴールドサミット溶接、エンクローズアーク溶接

直近施工実績

新幹線

西九州新幹線 武雄~長崎(GP)
北陸新幹線 白山~あわら(GP・FB)
青函トンネル(Nレール交換工事)(GP・GS・EA)

在来線

JR各社の保守工事一式(GP・GS・EA)
JR九州折尾高架工事(GP・GS)
私鉄各社の 保守・新設工事一式(GP・GS・EA)

建築工事

新日鉄君津コークス炉73kレール(GS)
各種物流倉庫スタッカークレーンレール(EA)

在籍資格者一覧

資格名 軌道工事管理者 溶接作業責任者 溶接技術者
工種 (在来線) GP GS GP GS EA
JR北海道   8名 8名 4名 5名 2名
JR東日本 6名 11名 12名 4名 3名 1名
JR東海     1名 7名 2名  
JR西日本       8名 20名  
JR九州   16名 17名 11名 2名  

溶接工程

一次溶接
一次溶接 メーカーより出荷された長さ25mもしくは、50mのレールを工場や現場仮設基地で溶接し、200m程度の長尺レールを作成します。
※適応工種(GP/FB)
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二次溶接
二次溶接 長尺レールを専用貨車で敷設現場に運搬後、線路脇でさらに溶接を行い所定の長さまで延伸します。
適応工種(GS/GP)(※EA/FB)
次へ
三次溶接
三次溶接 二次溶接されたレールを軌道内に敷設後、その両端を現に敷設されているレールと接合します。
適応工種(GS)(※GP/EA)

溶接工種

ガス圧接(GP)

ガス圧接(GP)
レール母材同士が接する状態で酸素・アセチレンガスの混合炎により加熱し、同時にレール軸方向に油圧で圧力を加えることで、レールが一体化し母材と同等以上の強度を得ることができます。

ゴールドサミット溶接(GS)

ゴールドサミット圧接(GS)
レールの溶接部に開先を設けレール形状の鋳型を組みテルミット反応により生成された鋳鉄を流し込みレールを一本化する溶接法で機動力に富み、短時間での施工が可能です。そのため、本線上の限られた時間の中での3次溶接にも威力を発揮します。

エンクローズアーク溶接(EA)

エンクローズアーク溶接(EA)
レールに開先を設け、アーク熱により溶けた溶接材料でレールの隙間を埋めていく工法で分岐器内の溶接や新幹線での三次溶接等に威力を発揮します。

フラッシュバット溶接(FB)

フラッシュバット溶接(FB)
レール端面に大電流を通し接触点を集中発熱させ、通熱溶融を発生させることにより、これが火花となって飛び散ります。接触と火花飛散を繰り返すことで溶接部の温度を上昇させ、溶接端面を金属フラッシュで清掃し、その結果不純物の介在しない状況下で強圧力を加え溶接する工法です。
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